懐かしのツインドラゴン

昔、「福田遊園地」という、海水浴場がセットになってる遊園地があって、夏はいつも行ってたし夏じゃなくても一日乗り放題の日というのがあるときは必ず行ってた。確か1000円で遊具が乗り放題、お化け屋敷も入り放題、お化け屋敷の隣にあったふわふわ(空気の入ったテントの中で飛び跳ねて遊ぶやつ)は中学生になると年齢制限引っかかって入れなくなって悔しかったな…多分長崎市内に住んでて昭和生まれの人には結構共通する懐かしい場所だと思うんだけど、今日いつものようにフラフラしてて何気なく見たサイトで、私が福田の遊園地で一番好きだった遊具発見したよ!!

これ、まるで当時の福田遊園地をそのまま撮影したかのような、完成度に私は感動しました。名前も当時の名前と同じツインドラゴンです。もしかしたら福田の遊園地で使われていたツインドラゴンが中国の遊園地に運ばれて活躍してるのかなとか、路面電車みたいに。思っちゃったりもしました、多分ただの同じ型のものってだけだろうけど。とにかくこのツインドラゴン、まぁどこにでもある遊具で他の遊園地では「バイキング」とかそういう名前で呼ばれてることが多いッすよね。船の形状になってる座席に真ん中を中心に向かい合わせに座って、振り子のように揺られるだけの単純な遊具だけど、一番揺れがピークになった時は船の部分がほぼ垂直にまでなるのに、横一列の安全バーのみっていうのも今思えば怖かったけど、その垂直状態から落ちる時の「胃がモヤッと感」が好きだったんですねぇ。フリーフォールのあの無重力感は苦手だけど、ツインドラゴンはそれが気持ちよかったり。今では遊園地はマンションになってしまったけど、この写真を見て一瞬小学生に戻った気分でした。
デイリーポータルZ:中国の遊園地でフィーバー!