久しぶりの日記だ!ここ最近こんなに休んだことはなかったのに。何となく、家でパソコンをする時間がなかったのだ。というのも、読書にはまっていて。多分3回目だろうけど村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読み返していた。私が一番好きなのは「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」なんだけど、「ねじまき鳥」もそれなりに好き。順位を付けるとしたら「世界の終わり」「ノルウェイの森」「ねじまき鳥」かな。ベスト3は。村上春樹の主人公ってみんな「僕」だから全部村上春樹本人をイメージして読んでしまう。でも作品の中で「僕」の外見を説明してる文章とかあるので、その時何となく違和感を覚えてしまう。けっこう「僕」がいい男風に書いてあったりして自分の理想を書いてるのかな?とか思う。今度は久しぶりに「世界の終わり」を読みたい気分。9月の新刊長編にむけて、今月は春樹月にすることにした。「ノルウェイの森」はもう何度となく読んだので省いても良さそう。「ノルウェイの森」を読む時は最初からじゃなくて、適当に開いたところから読むことが多い。どこから読んでも良いのだー。
ところで、月曜日に嫌な事件があった。というのも自分が引き起こしたことなんだけど…
嫌な電話があった。中年のオヤジなんだけど、こっちの揚げ足を取って怒鳴り散らす、典型的な嫌がらせ電話タイプ。時々あるんだけど実際は入校する気とかはないくせに、私たちを困らせて楽しんでる奴ら。最初の感じでそれがすぐに分かったので私はものすごくブルーになった。いつもなら、適当にあしらって嫌な気分になりながらも何とか応対するんだけど、この時は私もイライラしてたのか自分でもよく分からないんだけど、オヤジが怒鳴ってる最中に「がちゃん」と電話を切ってしまった。もうこれ以上話せないと思って。だって、入校したいとか言うので普通車か二輪かというつもりで「何の入校ですか」と聞いたら、「何の入校ですかとは何かぁ!お前のところは何屋さんや?あ、言うてみろ!チャンポン屋かぁ?あぁー?お前のところはチャンポン屋かって言いよるやろうがぁーー!」てな具合だったので、そこで私もぷっつん来て受話器を叩きつけた。その後で「…しまったぁー…」と後悔の念が押し寄せてきたけど後の祭りで。やっぱりすぐにそいつからかかってきて「さっきの女を出せ!」と。別の女の子が取ったんだけど、社長につなげとか責任者を出せとか言ってるようだったので、その子が今度嫌な思いをすると思って代わった。その子は気を利かせて「今別の電話に出てる」とか何とか言ってくれてたんだけど。代わったら「さっきのは何だぁーー!」と相変わらずのテンション。はぁとため息をつきながら最終的には私が謝ってオヤジ曰く「今回だけは許してやる」と言うことで終わったんだけど、「社長に言いつける」とか「お前はこういう仕事には向かない」とか散々言われた。自業自得なんだけどね。私もどうかしてたと思うけどあのときは本当にこれ以上無理、と思って反射的に切ってしまった。これをきっかけに私は今の仕事を近いうちに辞めようと決意した。そのオヤジが言うように私には向いてないと思う。お客様だからと言って何でも許される訳じゃない、電話のこっち側にいる私たちだって安い給料で長時間働いて毎日頑張ってるのに。オヤジの憂さ晴らしの道具にはなりたくない。どうせこっちが何を言おうが、あのオヤジにはどうでもいい事なんだし。疲れました。今度は電話応対や接客をしなくていい仕事に就きたい。昨日は、暇だったのでこっそり引継ノートを作った。でも私のやってることは結構多岐にわたっていろんな工程を踏まえていたようでいざ書き出そうとすると大変な量になりそうだった。実際にやって見せながらだったらいいんだろうけど。どうせすぐには新しい人が見つからないに決まってる。条件が悪くて、職安の人にも「あそこはやめた方がいいですよ」と言われるくらいの会社なのだから。ダンナはきつくても今の会社にいた方がボーナスもあるんだしご飯は自分が作るんだしいいじゃないかみたいに言うけど、とにかく嫌なものは嫌だ!8月いっぱいは無理だろうから、9月いっぱいで退職願を出そう。2ヶ月で新しい人決まるかなあ、無理だろうなあ、決まっても私がやめる前にその人が辞める可能性もあるし。まあいいや、次の仕事を探さなきゃ。出来れば正社員で手取り10万以上で残業なくて、土日休みのところ。これで十分。それで今まで仕事してた平日の夜とか土曜日とかにパソコンの専門学校に行きたい。そのお金が足りなかったらどこかでバイトでもしよう。でも今から正社員って無理かなあ。子供も欲しいし。やっぱり派遣かなあ。一年契約とかなら何とかなりそう。とにかくどん底を見てるからたいていのところは大丈夫だと思うんだけど。甘いかな。まあ甘かったかどうか試してみようと思う。もっと嫌な目に遭ったりして。ま、その時はその時だ。